大寒を過ぎ、寒さが一層厳しくなりました。
幼稚園では外に置いた水が分厚い氷になっていて、子どもたちが目を輝かせています。
大人は手が冷たすぎてずっと持っていられない氷も、子どもにとっては宝石のような宝物。
上から落として遊んだり、太陽に透かしてみたり・・・・自然は最高の教材ですね。
園庭を見渡すと、子どもたちと職員が入り混じってどろけいやドッチボールなどの集団あそびが盛んです。
年少さんも、ひだまりでコマなど新しい遊びにチャレンジする子も増えてきました。
このような姿を見ると、1・2学期を通して積み上げられてきた『子ども同士の関係』『子どもと教師との関係』を感じます。
3学期は友だちや信頼できる教師と一緒に生活する喜び、そして子どもが主体的になれる経験が大切だと考えます。
自信をもったり(自分自身を好きになる)、お互いを信頼しあうことができるこの時期に、みんなの時間で発表会に向けた活動をしています。
さて、先日地域の新聞に『たき火をして遊ぼう』という記事が書かれていたので、幼稚園でのたき火も紹介したいと思います。
『かきねのかきねのまがりかど、たきびだたきびだおちばだき、あたろうか、あたろうよ、きたかぜぴいぷうふいている』
童謡たきびのこんな光景はすっかり見られなくなりました。
しかし、人間は何万年も前に火を使ってきた原体験からか、炎を見ていると自然と心がリラックスしたり落ち着いたりします。
拾った落ち葉や短い枝をいれて燃える様子を観察したり、『あちち・・・』と言いながら距離を測って冷たくなった手を暖めています。
改めて『感じる』ことの大切さを考えさせられます。
本当であれば、マシュマロをやいたり、焼き芋をしたりしたいですが今は我慢ですね。
最後に・・・令和3年度のピコクラブですがまだ若干名空きがあります。ご興味のある方は、早めにお申し込みをお願いします。